漢訳『中阿含経・侍者経』でアーナンダは自ら「私は仏陀に仕えてすでに二十五年」と言う。 パーリ三蔵
サーリプッタがサーヴァッティー国の婆羅邏山でアーナンダに問うたときも同じ言葉を用いている。 大正蔵
成道第 21 年から数えれば二十五年はちょうど仏陀のに至るので、この言葉は成道第 45 年かその少し前に語られたことになる。
アーナンダが侍者を務め始めた経緯は「アーナンダが仏陀の常随の侍者となる」の項を参照。
異なる記載
「二十五年仕えた」という数字は、南伝『長老偈』、漢訳『長阿含経』『中阿含経』と『仏般泥洹経』に見える。
漢訳『旧雑譬喩経』は八年とする。
時期
成道第 21 年から第 45 年の間(仏陀五十五歳から八十歳)としかわからない。
「二十五年」は経典が明記するが、どの年から数えるかは推算なので、語られた時期はこの期間の末尾に推定できるだけである。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
この出来事は複数の部派の経律に記載があり、多部派共伝に属する。
- 年の根拠と時間の精度
年齢からの換算(仏陀の年齢から換算した)。
時間の精度:年は不確定。
出典
- 大正藏大正藏 T01 no.26 p.471c–475a
- 大正藏大正藏 T01 no.26 p.473a
- 巴利註解書巴利註釋 Ud-a,§77
- 巴利註解書巴利註釋 Ud-a
- パーリ三蔵巴利 Thag 17.3:28.1–28.2
- 大正藏大正藏 T04 no.206 p.520c
- 大正藏大正藏 T01 no.26 p.473b