成道第 26 年、仏陀は六十歳。
後世の註釈書によれば、この年のはサーヴァッティーである。
この年からは、漢訳の二つの読み方もともに雨安居の地を舎衛国(すなわちサーヴァッティー一帯)に置き、註釈書と一致する。
この年も年を明記した出来事はなく、サーヴァッティー時代の経文の多くは説法の場所だけを記し、第何年に説かれたかは知りようがないため、これらの経はすべて「サーヴァッティー時代の経典」に収める。
この年の雨安居
後世の註釈書によれば、仏陀は晩年サーヴァッティーの祇園と東園を定まった雨安居の地とし、この年もここで過ごす。
漢訳『僧伽羅刹所集経』も仏陀が十九年にわたって舎衛国(すなわちサーヴァッティー一帯)で雨安居したと述べ、この年はその一年目にあたる。
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