後世の註釈書によれば、『大ラーフラ教誡経』はラーフラが十八歳で、まだであったときに聞いたものである。
経中で仏陀はサーヴァッティーで托鉢しながら、後ろに従うラーフラに、身体もあらゆる形色も「我」ではないと告げる。 パーリ三蔵
ほかの出典(1 件)
ラーフラは林に戻って静坐し、サーリプッタが彼にを教え、仏陀はさらに地・水・火・風・空の五つの元素を観察する修行法などを詳しく説いた。
異なる記載
ラーフラの出家の年齢:南伝の後世の註釈書と仏伝『普曜経』『方広大荘厳経』は七歳とする。
仏伝『仏本行集経』は六歳とし、ほかに十五歳とする説があることも記す。 大正蔵
記載の相違をさらに見る(2)
成道年への換算:ラーフラの出家の年には成道第 2 年、第 6 年前後、第 12 年などの説があり、彼が十八歳のときは従って成道第 13 年、第 17 年または第 23 年ごろとなる。
この年はその一つの可能性にすぎない。
この経は南伝『中部』第 62 経と漢訳『増一阿含経』に見える。
「十八歳」という年齢は後世の註釈書にのみ見える。
時期
成道第 13 年(可能な年の一つ)、仏陀四十七歳。
「十八歳」は後世の註釈書によるもので、成道年への換算は年齢からの換算であり、年は不確定。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
この出来事は一つの部派の経律にのみ見え、単派記載に属する。
- 年の根拠と時間の精度
註釈書による(経典には記されず、後世の註釈書が時期を記した)。
年齢からの換算(仏陀の年齢から換算した)。
時間の精度:年は不確定。
出典
- パーリ三蔵巴利 MN 62:1.2–2.2
- 大正藏大正藏 T02 no.125 p.581c
- 巴利註解書巴利註釋 MN-a,§107,PTS 3.127
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,§210,PTS 1.259
- パーリ三蔵巴利 MN 62:1.2
- 巴利註解書巴利註釋 MN-a,§107
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,§210
- 大正藏大正藏 T03 no.186 p.536c
- 大正藏大正藏 T03 no.187 p.616a
- 大正藏大正藏 T03 no.190 p.906b
- 大正藏大正藏 T03 no.190 p.909c