仏陀はバーラーナシーの鹿野苑へ行き、かつて共に修行した五人に『転法輪経』を説く(快楽と苦行という二つの極端を離れた、、そしてを説く)。 大正蔵
ほかの出典(6 件)
パーリ三蔵
五人のうちアンニャー・コンダンニャは聞いてを得、ただちに出家を願う。 大正蔵
パーリ三蔵
ほかの出典(1 件)
仏陀が「善来」(ようこそ、比丘よ)と言うと、彼は世界で最初の出家男性となった。 パーリ三蔵
主要な各部派の経典がこの出来事を記している。
異なる記載
日付:南伝の後世の註釈書はアーサールハ月の満月、すなわちの始まる日とする。
律典と経典自体には日付がない。
漢訳『十二遊経』は初転法輪を第二年に置く。 大正蔵
記載の相違をさらに見る(3)
説法の内容:多くの記載は四聖諦とする。
漢訳『中阿含経・羅摩経』と『増一阿含経』の一経は中道と八正道のみを説いたとし、仏伝『普曜経』は(生死の流転を説明する十二の環節)を説いたとする。 大正蔵
順序:仏伝『中本起経』は、五人がまず出家し、その後に四聖諦を聞いたとする。 大正蔵
『太子瑞応本起経』は、五人が仏陀を見るなり弟子になったとし、説法の内容を記さない。 大正蔵
サンスクリット本『ラリタヴィスタラ』は、仏陀がその夜の初更は沈黙し、中更に五人をなだめ、後更になって初めて説法したとし、説法の前に地上に千の宝座が現れ、仏陀は前の三座(過去三仏の座)を過ぎて第四の座に坐ったとする。
証悟の程度:漢訳と蔵訳の『根本説一切有部律』は、コンダンニャが四聖諦を二度目に聞いたときにを得、他の四人より早かったとする。 大正蔵
サンスクリット本『ラリタヴィスタラ』は、コンダンニャと同時に初果を得た神々が六十倶胝(一倶胝は一千万)、さらに上位の天界の神々が八十倶胝いたとし、漢訳と蔵訳の『根本説一切有部律』は八万の神々とする。 大正蔵
時期
成道第 1 年、仏陀三十五歳、ちょうど雨安居に入るとき。
日付は後世の註釈書が語るもの(アーサールハ月の満月)で、註釈書によればこの日まで確定できる。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
南伝パーリ経典、漢訳『四分律』、漢訳『五分律』、漢訳『雑阿含経』の四部派に記載があり、多部派共伝に属する。
- 年の根拠と時間の精度
註釈書による(経典には記されず、後世の註釈書が時期を記した)。
時間の精度:この日まで確定。
出典
- パーリ三蔵巴利 SN 56.11:1.1
- パーリ三蔵巴利律 Kd 1:6.10.1–6.32.5
- パーリ三蔵巴利 MN 26:26.1–29.5
- 大正藏大正藏 T02 no.99 p.103c–104a
- 大正藏大正藏 T02 no.109 p.503b
- 大正藏大正藏 T02 no.110 p.504a
- 大正藏大正藏 T02 no.125 p.593b–c
- 大正藏大正藏 T02 no.125 p.619b
- 大正藏大正藏 T01 no.26 p.777c–778a
- 大正藏大正藏 T22 no.1428 p.787c–788c
- 大正藏大正藏 T22 no.1428 p.788c
- 大正藏大正藏 T22 no.1421 p.104b–105a
- 大正藏大正藏 T24 no.1450 p.127a–128b
- 大正藏大正藏 T23 no.1435 p.448b–449a
- 大正藏大正藏 T03 no.186 p.530a–c
- 大正藏大正藏 T03 no.187 p.605c–608b
- 大正藏大正藏 T03 no.189 p.644a–c
- 大正藏大正藏 T03 no.190 p.807c
- 大正藏大正藏 T04 no.192 p.29b
- 大正藏大正藏 T04 no.196 p.147c–149a
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,I 147
- 巴利註解書巴利註釋 Ap-a,s0510a,VRI 1.0094
- パーリ三蔵巴利 AN 1.188:1.1
- 藏譯(德格版)德格版 D1 nga 41b1–44b6
- 梵文原典梵文《普曜經》第 26 品
- 大正藏大正藏 T04 no.195 p.147a
- 大正藏大正藏 T03 no.186 p.530b
- 大正藏大正藏 T04 no.196 p.148b–149a
- 大正藏大正藏 T03 no.185 p.480c
- 大正藏大正藏 T24 no.1450 p.128b
- 藏譯(德格版)德格版 D1 nga 43b3–43b4
- 藏譯(德格版)德格版 D1 nga 44b5–44b6
- SuttaCentral 對應表SuttaCentral 對應表 san-mu-kd17#sc186–
- 轉引自現代整理本轉引自現代整理本
- SuttaCentral 對應表SuttaCentral 對應表 lzh-dg-kd1#t0788a06–c08
- SuttaCentral 對應表SuttaCentral 對應表 lzh-mi-kd1#t0104b23