この年、仏陀は四十九歳(三十五歳成道を基準に算出)。
後世の註釈書の挙げると漢訳『僧伽羅刹所集経』によれば、仏陀はこの年、故郷のカピラヴァットゥに帰ってを過ごすが、いずれも雨安居中に起きた出来事を記さない。
経典も後世の註釈書も、いかなる出来事もこの年に明確に置いてはいない。
この年にはほかに、仏陀がカピラヴァットゥで雨安居したと明記しながら年を記さない一群の経と戒条を、この年に起きた可能性のある出来事として挙げる。
この年の雨安居
雨季の雨安居はカピラヴァットゥ。
後世の註釈書の雨安居表はカピラヴァットゥ大城とし、漢訳『僧伽羅刹所集経』は迦維羅衛国の釈迦族の村落とするが、同じ場所を指す。
もう一つのの後世の註釈書は、仏陀がカピラヴァットゥのニグローダ園で雨安居したのは一度だけだとするが、それがどの年かは述べない。
説法のはじまりへ戻る