この年、仏陀は五十歳(三十五歳成道を基準に算出)。
後世の註釈書によれば、仏陀はまずアーラヴィーで夜叉アーラヴァカ(アーラヴィーに住む夜叉。夜叉は鬼神の一類)を調伏し、多くの人にを得させてから、アーラヴィーでを過ごす。
経典に記された夜叉アーラヴァカとの問答自体には年がなく、この年は後世の註釈書が与えたものである。
この年にはほかに、場所がアーラヴィーでありながら年を記さない一群の経と戒条を、この年に起きた可能性のある出来事として挙げる。
この年の雨安居
雨季の雨安居はアーラヴィー。
後世の註釈書のは、仏陀がまず夜叉アーラヴァカを調伏して八万四千人に解脱を得させ、その後ここで雨安居したとする。
漢訳『僧伽羅刹所集経』はこの年、再び迦維羅衛国(すなわちカピラヴァットゥ)に帰ったと記す。
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