成道第 31 年、仏陀は六十五歳。
はなおサーヴァッティーである。
本年には年を明記した出来事はなく、サーヴァッティー時代の経はいずれも場所だけを記し、まとめて「サーヴァッティー時代の経典」に掲げる。
なお、の後世の註釈書の著者ダンマパーラ(Dhammapāla)には、仏陀の説法の四十五年を十五年ずつの三期に分ける説があり、これによれば最後の一期はこの年に始まる。
ここでの時代区分は成道後の最初の二十年を一期とするため、この説は付記にとどめる。
晩期をどの年から数えるかに定説はない。
この年の雨安居
後世の註釈書によれば、仏陀は晩年、サーヴァッティーの祇園と東園を定まった安居の地とし、本年もここで過ごす。
漢訳も、仏陀が十九年にわたってサーヴァッティー国(すなわちサーヴァッティー一帯)で安居したと述べ、本年はそのうちの第六年にあたる。
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