仏陀は六十四歳。
本年のはサーヴァッティーで過ごす。
この年を明記する唯一の記録は、の後世の註釈書が、別の国のある王子が「成道第三十年」に生まれたと述べるものであるが、仏陀自身の行事とは関係がなく、ここでは年の参考としてのみ扱う。
仏陀がこの年にどの経を説いたかも同様に確定できない。
サーヴァッティー時代の経は場所だけを記し、年を記さないからである。
「サーヴァッティー時代の経典」を参照。
この年の雨安居
後世の註釈書によれば、仏陀は晩年、サーヴァッティーの祇園と東園を定まった安居の地とし、本年もここで過ごす。
漢訳も、仏陀が十九年にわたってサーヴァッティー国(すなわちサーヴァッティー一帯)で安居したと述べ、本年はそのうちの第五年にあたる。
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