ここでは各年をその年のの終わりまでとして数える。
この年、仏陀は七十一歳(三十五歳成道から算出)で、サーヴァッティーの祇園と東園で安居する。
経典も後世の註釈書も、この年に何らかの出来事を明確に記してはいない。
『善見律』は、アジャータサットゥ(ビンビサーラ王の子で、後のマガダ国王)の即位後第八年に仏陀がしたと述べる。
満八年を経て入滅したとすれば、アジャータサットゥの即位は本年となる。
ここでは別の算定を採り、入滅の年を第八年と数えるため、即位を第 38 年に置く。
したがって下の「この年に起きた可能性のある物語」のうち、「アジャータサットゥがすでに王である」ことを根拠に第 37 年から数える経と物語は、第 37 年については別の算定のもとでの可能性にすぎない。
この年の雨安居
後世の註釈書によれば、仏陀は晩年、サーヴァッティーの祇園と東園を定まった安居の地とし、本年もここで過ごすが、どちらに住んだかは年ごとに記されていない。
漢訳『僧伽羅刹所集経』も、第 26 年から第 44 年まで十九年続けてサーヴァッティー国で安居したと述べる。
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