仏陀はラージャガハからパータリプッタへ向かい、両地の間にある王家の休憩所(あるいは竹林)に滞在して説法する。 パーリ三蔵
南伝パーリ経典はここをアンバラッティカーと呼び、仏陀は戒・定・慧を説いたとする。 パーリ三蔵
他の記載の地名は多く「竹」に関わり、説いた内容も異なる。
異なる記載
説いた内容:南伝パーリ経典と漢訳『遊行経』は戒・定・慧、漢訳『般泥洹経』はと、漢訳『雑阿含経』と蔵訳律典は四聖諦とする。
記載の相違をさらに見る(2)
地名:南伝は小さなマンゴーの樹とする。
サンスクリット本『大般涅槃経』、漢訳『遊行経』『雑阿含経』などは竹杖林、竹園、あるいは竹林村とする。
漢訳『根本説一切有部律』、法顕訳『大般涅槃経』と仏伝『仏所行讃』にはこの宿駅がなく、ラージャガハから直接パータリプッタへ向かう。
時期
成道第 45 年、仏陀七十九歳から八十歳、前。
前後の出来事から推定し、年のみ判明。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
南伝パーリ経典、漢訳『長阿含経』、サンスクリット本『大般涅槃経』、漢訳『仏般泥洹経』『般泥洹経』の四部派に記載があり、多部派共伝に属する。
- 年の根拠と時間の精度
前後の出来事からの推定(経典にも註釈書にも時期の記載はなく、この出来事と前後の出来事の順序から年を割り出した)。
時間の精度:年のみ判明。
出典
- 藏譯(德格版)德格版 D6 da 234a4–234a6
- 梵文原典梵文《大般涅槃經》(Waldschmidt)§3.2–3.9
- 大正藏大正藏 T24 no.1451 p.384b
- 大正藏大正藏 T04 no.192 p.41b
- 轉引自現代整理本轉引自現代整理本
- パーリ三蔵巴利 DN 16:1.13.2–1.14.1
- 大正藏大正藏 T01 no.1 p.12a
- 大正藏大正藏 T01 no.6 p.177b
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.162a
- 大正藏大正藏 T02 no.99 p.108a
- 藏譯(德格版)德格版 D6 da 234a5
- 梵文原典梵文《大般涅槃經》(Waldschmidt)§3.2
- パーリ三蔵巴利 DN 16:1.14.2–1.14.7
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.162b