一部の漢訳経典は記す。
アーナンダは夕方に大地が再び震動するのを見て、原因を尋ねる。
仏陀は地震には四種(あるいは三種)の原因があり、その一つは如来がまもなくすることだと説く。
続いて、仏陀がかつてさまざまな聴衆の中に身を変じて説法したことを説く。
異なる記載
原因の数:漢訳『仏般泥洹経』は四種とする。
漢訳『般泥洹経』『根本説一切有部律』、蔵訳律典とサンスクリット本『大般涅槃経』は三種とする。
記載の相違をさらに見る(2)
南伝パーリ経典、漢訳『遊行経』と法顕訳『大般涅槃経』には、いずれも第二の地震がない。
サンスクリット本『大般涅槃経』は、仏陀が八種の聴衆の中に身を変じて説法した段をこの地震の後に続け、チャーパーラ塔廟には置かない。
時期
成道第 45 年、仏陀七十九歳から八十歳、後、入滅宣言後の三か月のうち。
前後の出来事から推定し、この三か月のうちであることのみ判明。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
サンスクリット本『大般涅槃経』と漢訳『仏般泥洹経』『般泥洹経』の二部派に記載があり、二派記載に属する。
- 年の根拠と時間の精度
前後の出来事からの推定(経典にも註釈書にも時期の記載はなく、この出来事と前後の出来事の順序から年を割り出した)。
時間の精度:月のみ判明。
出典
- 藏譯(德格版)德格版 D6 da 252a7–252b6
- 梵文原典梵文《大般涅槃經》(Waldschmidt)§22.1–22.13
- 梵文原典梵文《大般涅槃經》(Waldschmidt)§23.1–23.8
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.166b–167a
- 大正藏大正藏 T01 no.6 p.182a
- 大正藏大正藏 T24 no.1451 p.389a–b
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.166b
- 大正藏大正藏 T24 no.1451 p.389a