アーナンダは仏陀の後、遺体をどのように扱うべきかを尋ねる。 パーリ三蔵
仏陀は、お前たちが心を煩わせる必要はなく、信心のある、、在家信者が供養するであろうと述べる。
遺体は転輪王(天下を統一する聖王)の葬法に従い、布で幾重にも身体を包み、棺槽に納め、香木で火葬し、大路の交わるところに塔を建てる。 大正蔵
南伝パーリ経典と漢訳『遊行経』はさらに、塔を建てるべき四種の人を挙げる。
如来、、仏陀の教えを聞いて証悟した弟子、転輪王である。
異なる記載
身体を包む布の数は各本で異なり、五百双の布、五百枚の布、千層などの説がある。
時期
成道第 45 年、仏陀七十九歳から八十歳、後、入滅当日の夕方から夜。
当日は経典の明記により、南伝の後世の註釈書によればヴェーサーカ月の満月で、この日まで確定できる。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
「転輪王のごとき葬法」の節は、南伝パーリ経典、漢訳『長阿含経』、サンスクリット本『大般涅槃経』、漢訳『仏般泥洹経』『般泥洹経』、漢訳三巻本『大般涅槃経』の五部派に記載があり、多部派共伝に属する。
そのうち「四種の人に塔を建てるべし」は南伝パーリ経典と漢訳『長阿含経』の二部派に記載がある。
- 年の根拠と時間の精度
経典の明記(経典自身が時期を記している)。
時間の精度:この日まで確定。
出典
- 藏譯(德格版)德格版 D6 da 275b6–276a3
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.174b
- 藏譯(德格版)德格版 D6 da 275b6–276a2
- 梵文原典梵文《大般涅槃經》§27–32.42
- パーリ三蔵巴利 DN 16:5.10.1–5.12.20
- 大正藏大正藏 T01 no.1 p.20a–b
- 大正藏大正藏 T01 no.5 p.169a–b
- 大正藏大正藏 T01 no.6 p.186c
- 大正藏大正藏 T01 no.7 p.199c–200a
- 大正藏大正藏 T24 no.1451 p.394c
- 巴利註解書巴利註釋 Ap-a,§82