南伝の後世の註釈書によれば、モッガッラーナは出家後第七日、マガダのある村で禅修中に居眠りをし、仏陀が行って注意し、モッガッラーナは教えを聞いてを証得した。
サーリプッタが出家して半月のとき、仏陀はラージャガハでサーリプッタの甥である遊行者ディーガナカに説法し(すなわち『長爪経』)、仏陀の後ろに立って扇いでいたサーリプッタは法を聞くうちに阿羅漢を証得した。
ディーガナカはを証得した。
異なる記載
日数:南伝の後世の註釈書はモッガッラーナが第七日、サーリプッタが半月とする。
漢訳『十二遊経』は逆で、サーリプッタが七日、モッガッラーナが十五日とする。
仏伝『方広大荘厳経』と『過去現在因果経』は、二人が法を聞くとすぐ阿羅漢を証得したとする。
蔵訳律典も、サーリプッタが受戒して半月のときに法を聞いて証悟したと記す。
時期
成道第 2 年、仏陀三十六歳、前。
後世の註釈書はモッガッラーナが出家後第七日、サーリプッタが出家後半月で証悟したとし、註釈書によればこの日まで確定できる。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
南伝パーリ経典と漢訳『雑阿含経』の二部派に記載があり、二派記載に属する。
- 年の根拠と時間の精度
註釈書による(経典には記されず、後世の註釈書が時期を記した)。
時間の精度:この日まで確定。
出典
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,I 161
- 巴利註解書巴利註釋 Dhp-a,I 96
- 大正藏大正藏 T02 no.99 p.249a
- 大正藏大正藏 T02 no.100 p.449a
- 大正藏大正藏 T23 no.1444 p.1028c
- 大正藏大正藏 T04 no.195 p.147a
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 36a7–40b1
- 大正藏大正藏 T04 no.196 p.154a
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 39b6
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 40a2–40a3
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 40a3–40a6