マガダの名家の子弟が相次いで出家し、ラージャガハの民は口々に議論して、「沙門ゴータマ」(ゴータマ姓の修行者、仏陀を指す)が人から子孫を奪い、妻を寡婦にし、家系を絶やすと非難し、を見ると偈で嘲る。 パーリ三蔵
Kd 1:24.5.1SuttaCentral でパーリ原文を読む
仏陀は出家男性に偈で答えるよう教える。
その大意は「如来は正法によって人を導く、何を妬むことがあろうか」。
この議論は七日を過ぎると収まった。
異なる記載
嘲った人:南伝パーリ経典と漢訳『四分律』はラージャガハの民とする。
漢訳『根本説一切有部律』の「出家事」はサンジャヤの弟子とする。
蔵訳律典はラージャガハでサンジャヤの弟子の出家を快く思わなかった人々とし、偈の意味は同じだが「七日で収まった」ことは記さない。
時期
成道第 2 年、仏陀三十六歳、前、サーリプッタとモッガッラーナの出家の後。
「七日で収まった」は南伝パーリ律典の明記によるもので、この議論が七日間続いたことは確定できる。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
南伝パーリ経典、漢訳『四分律』、説一切有部所伝の経律の三部派に記載があり、多部派共伝に属する。
- 年の根拠と時間の精度
経典の明記(経典自身が時期を記している)。
時間の精度:この日まで確定。
出典
- パーリ三蔵巴利律 Kd 1:24.5.1–24.7.11
- 大正藏大正藏 T22 no.1428 p.799b
- 大正藏大正藏 T22 no.1421 p.110c
- 大正藏大正藏 T23 no.1444 p.1028a–b
- SuttaCentral 對應表SuttaCentral 對應表 san-lo-mvu75#sc2
- 轉引自現代整理本轉引自現代整理本
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 35b2–36a7
- 藏譯(德格版)德格版 D1 ka 35b3
- 大正藏大正藏 T23 no.1444 p.1028a