後世の註釈書が掲げる雨安居表によれば、仏陀の第 11 回目のはナーラ婆羅門村である。
雨安居表は場所のみを記し、この雨安居中に何が起きたかは記していない。
異なる記載
漢訳『僧伽羅刹所集経』はこの年の雨安居を鬼神界に記す。 大正蔵
記載の相違をさらに見る(2)
この村の名は南伝の二つの後世の註釈書で綴りがわずかに異なる。
現代の学者には「エーカナーラー村」と書く者もいるが、同じ場所かどうかは現在確定できない。
漢訳『十二遊経』は雨安居の地を記さず、この年仏陀が恐懼樹の下で説法したとのみ述べる。
時期
成道第 11 年、仏陀四十五歳、雨安居中。
年は後世の註釈書によるもので、年のみ判明。
関連項目
- 年
- 地名
- 人物
- 説かれた経
参照資料
研究者向け資料:信頼度・年の根拠・全出典
- 信頼度の判定方法
早期各部派の経律には記載がなく、註釈書または後出の仏伝にのみ見える。
後世の補述に属する。
- 年の根拠と時間の精度
註釈書による(経典には記されず、後世の註釈書が時期を記した)。
時間の精度:年のみ判明。
出典
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,§37,PTS 2.125 前後
- 巴利註解書巴利註釋 Bv-a,序分
- 巴利註解書巴利註釋 Bv-a
- 大正藏大正藏 T04 no.194 p.144b
- 巴利註解書巴利註釋 AN-a,§37